第6回 まんまる会「夢叶えますキャンペーン」 報告書


  「チャイナドレスとゆかたをミックスしたドレス創作」

             2009年12月〜2010年2月

関東学院大学経済学研究課経営学専攻博士後期課程
中国留学生  崔 美玉

 応募動機

  今年の夏に横浜音頭に参加しました。会館のお母さんの提案により、民族衣装(チマチョゴリ)を着て参加しました。参加者全員が浴衣姿だったので、その中で外国衣装を着た私は特に目立ったそうでした。多くの日本の方々に声をかけられました。「これこそ国際交流だね」って喜んでくれました。日本に来てはじめての踊りに挑戦した私は、皆さんの流れに合わせ気楽に踊ることが出来ました。本当にうれしい一日、楽しい一日、忘れられない一日でした。そして、来年は「中国+日本」の衣装を着て、みんなを喜ばせる「国際交流の場」をつくりたい夢ができました。

 計画

 「中国+日本」の浴衣作りにあたって、生地をチャイナドレスの生地を使用したいと思っています。
 日本の浴衣は一つになっていますが、生地の関係もあるので、上下を分けることによって、お腹が暑くなる問題を解決したいです。
 周囲から見て、一目で「中国+日本」のイメージがたっぷり感じるようにしたいです。

学生会館白根の‘日本のお母さん’とユザワヤで生地選び




報  告  書 

                          2010.2.25


背景:去年横浜音頭に参加しました。多くの方々の浴衣姿がとても美しいトラマでした。会館のお母さんのお勧めで私も民族衣装で参加しました。浴衣姿の中での外国衣装は、やさしい日本人の方々から「かわいいね〜」と言われ、とても嬉しかったです。音頭が終わり帰りに「また来てね」、「これこそ国際交流だね」と言われました。とても嬉しかったです。その時、私には小さな夢ができました。ぜひ中国、日本、韓国の文化を合わせた国際衣装を着て、来年の横浜音頭に参加したい!


進行の流れ: 


まんまる会の方々のアドバイスにもとづき、生地の購入は蒲田の「ユザワヤ」に行ってきました。会館のお母さんとお母さんの友たち(横山さん)も一緒に行ってくれました。3人での相談の上生地と糸を決めました。とても楽しい一日でした。もう一回行って、日本の手作業文化を観覧したいです。

作品の製作に当たって、3ヶ国の文化を考えました。


中国:生地は中国を象徴するチャイナトレスの生地を選び、私が生まれた国が中国というのを強調しました。そして、ボタンを中国風のボタンをつけました。


日本:上着は日本の和服の袖の形をとり、日本のイメージを演出しました。特に、全体的な色をピンクにしたのは、日本の桜をアッピールした上での選択でした。


韓国:下の部分は韓国のチマジョゴリを引用して、チマの形にワンピースの上をくっ付けて着やすくした一方、私の血縁関係は韓国だと表現しました。


3ヶ国:日本の和服の帯を使い、3ヶ国の繋がりを表現しました。色を緑に選択した理由は3ヶ国国際交流の永遠の新鮮さを意味したかったからです。



中国らしい飾りボタン

着やすさを考えてスカート仕立て