1987年に「今、中国は?」と題する連続講座が開講されました。講師は中国人留学生でした。受講後、参加者の話し合いの中で中国及びアジアの留学生が日本での慣れない生活の中で、精神的にも経済的にも苦労していることを知りました。「私達にできることはないかしら」と考え「まんまる会(慢々会ー慢々は中国語でゆっくりという意味)」を作りました。
こうして1988年川崎市中小企業婦人会館で「留学生と語る会」を開催し、同時に異国での不自由な生活の助けにしてもらおうと「バザー」も開きました。生まれ育った国が違う人々がお互いの国のことを理解し、友情を築いていく、そんな出会いの場が「留学生と語る会」です。
最初6人だった会員も25人以上に増え、参加協力して下さった方々はこれまでに若い方から年配の方まで、数百人にも及びます。
日頃の活動は横浜駅そばのかながわ県民サポートセンターで行なっています。活動の内容は、年一回行われる「まんまるバザー」と、バザーと並行して行われる、「留学生と語る会」です。他には、おしゃべりしながらのんびり歩くハイキングや料理会、パーティーなども企画します。