2月8日にかながわ県民センターにて、まんまる会「第9回 留学生の夢叶えますキャンペーン」報告会が開かれました。
今回夢を叶えた留学生はモンゴルから来たエルデネバット ルハムザヤさん、桜美林大学2年生(2月現在)です。選考会では、自分の持つすべての力を駆使して自分の気持ちを伝えようとし、その熱心さが受け入れられ、夢の実現につながりました。友達からは「サヤ」と呼ばれているルハムザヤさんの夢は、小学生と高校生の時に日本に留学した際にお世話になった人びとに会いに行くことでした。今3度目の留学で大学に通っているけれど、忙しくて、自分をこれまで励ましてくれた人たちに会っていないことに気づいたそうです。
応募の作文に次のように書いています。
「今年のクリスマスやお正月に一人ではなく、その大切な人々と大事な思い出を再び作りたいと考えた。去年は一人で新年を迎えたが、今年はぜひ大切な6年間の思いを思い出しながら、新しい思いを作りたいと願った。自分の今の成長したところを見せたい。感謝の気持ちをおくりたい。ありがとうと言い、私にとってのどんな存在でいるか、大切な思い出、夢のきっかけとなったかを一人一人に会いに行き、伝えたい。?中略? 6年間の気持ちを表した大切な夢を『まんまる会』のみなさんと一緒に実現したいと思う。皆さんの手伝いも私に必要である。一人ではできない、かなえられない夢である。」
感心したところは、サヤさんがまんまる会への報告会を念頭に入れてアルバムを作り、記録をつけていたことです。最初のページには「自分の感じや気持ち、自分の歩み、成長、自分の未来や夢について伝えたい、会いたい。『再び会う』夢がある。」と書かれていました。各訪問地のページには留学していた時の写真を貼り、会った人のコメントが貼ってありました。何でも一生懸命やる、そんなひたむきさが人生を切り開いていくと感じました。日本の学生、そして日本に来ている留学生にも知ってほしいことです。