4月29日にかながわ県民センターで第8回夢叶えますキャンペーンの報告会が開かれました。まんまる会6名と私の英語の生徒さんなど3名が参加しました。英語でのプレゼンというので声をかけたものです。通訳は丸谷が担当しました。
○第1部 体験の報告
横須賀市の防災訓練では、外国人に対してのやさしい日本語を使った配慮や人を助けるために先ずは自分が体験することの大切さを学びました。防災センターでは、自然災害や火事などの人災について分析しているビデオを見たり、地震が起きた時の揺れの体験や火事の煙の体験をしました。このようなトレーニングや体験ができる施設はブータンにはないので、帰国したら提案をしたいと、マニュアルの素案を見せてくれました。
○第2部 ブータン王国について
第2部では、ブータン王国と自然災害の概要について話してくださいました。面積は
38,394 km2,人口約708,000人のブータン王国は標高が150mから7553mの差があります。
第4代国王が、1972の即位後にGNH(国民総幸福度)を定め、国家を導く哲学となっています。その4つの柱は、
1.持続可能な社会経済開発
2.環境保護 -
3.伝統文化の振興 -
4.優れた統治力
多様な国土を持つブータンには、自然災害も多くあります。地震、暴風、氷河湖の決壊、鉄砲水、土砂崩れなど。災害に対する復興にかかる費用が大きな負担になっているということでした。防災への備えが必要とされることがよくわかりました。
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