まんまる会30周年同窓会のご報告

小野 京子

〈 ありがとう!留学生支援の30年を17名の参加者と共に振り返る! 〉

20171029日(日) 

かながわ県民センター 604号室 11:3013:30

                                    603号室 13:4515:00 〔中国茶芸〕


 横浜の片隅で始動した、留学生との普段着の交流を目指した「まんまる会」が30年続いてきました。「細く、長〜く続けよう!」をモットーに。会の活動に参加したおおぜいの留学生や、中国から帰国した方々、折々に時間を共有し支えてくださった日本の方々、暖かく楽しく心を通わせてきた数え切れないほどの皆様全員に、心よりお礼申し上げます。

朝いちばんに、昼食の一品、おこわの炊飯器のスイッチを押す前に窓をそっと開け、どんよりとした空を見上げ、台風の雨風が少しでも夕方にずれてくれるよう祈りました。

文本框:  会場が着々と準備され、小雨降る中30年来、25年来の友人達が笑顔で到着です。元留学生達、遠くは岐阜県からの参加者もありました。一緒にハイキングに行った方、会を盛り立てて来た仲間、小学生の時参加した若者、懐かしさのあまり手を握り肩をたたき合う姿も。
 
会長小野京子の挨拶、元留学生を代表して斉藤一江(陳力)さんのご挨拶、会設立の発起人である鈴木明子の挨拶と皆様より感謝の拍手。

文本框:  その後「まんまる会の30年」が丸谷の進行でスクリーンに映し出されました。会の設立の経緯に―「ふぅん そうだったのね」ハイキングの写真に―「わあ 皆若い!」交流会の場面で―「あっ あの顔だれだれさんですね」。2002年に始まった留学生対象の「夢叶えますキャンペーン」の合格者の顔ぶれや夢も紹介されました。実に多方面に渡り、真摯に夢を実現していった留学生達の努力と、まんまる会の様々なサポートを振り返ることができました。終了と同時に拍手が湧きおこり、薄暗がりが再びぱっと明るくなると、皆の顔にはそれぞれの長かった時間の流れや思い出が浮かんでいるようでした。
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次は全員の「記念撮影」です。賑やかに並び終えて「はい!パチッ」と自動シャッターが切られました。久山喜昭さんの音頭で乾杯の後、色どり豊かに並べられたおいしそうな料理をいただく時間へと移っていきました。まんまる会自慢の手作りおこわと会員推薦のケータリング総菜、デザートの時間には手作りケーキ、他にも差し入れの煮卵・果物・お菓子でテーブルが一杯でした。
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参加者から述べていただいた一言一言を聞きながら、その繋がりの強さに感激が胸に溢れました。交流会で出会ったシスターに人生相談に載ってもらった、小学生の時ドキドキしながら大人に混じってバザーの手伝いをした、まんまる会から自分を支える大きなものを得た、など今も耳に残っています。皆様がまんまる会のま〜るい輪の中に心を残して他の場所で活躍なさり、ここに同窓生として集ってくださったことがなによりうれしいことでした。

食事中、どうしてもあの方とお話したいと席をあちこち変わりながら、時には記録係後岡のカメラに笑顔を向けたり、和気あいあいと進んでいきました。この交流の雰囲気こそが30年前からいつでもどこでも、まんまる会に流れている宝ものです。

 

文本框:  終了後この同窓会には素敵なおまけがついていました。気分新たに中国服に着替えた王蕊さんによる中国茶芸のお点前です。茶道具、中国茶、お菓子などは萩原の準備でした。
小さな茶碗から立ちのぼる香りを愛で、口に含んだお茶の味を丁寧に楽しむ至福の時が流れていました。夢キャンペーンで日本と中国のお茶が取り持つご縁で友人となった王さん、本当にありがとうございました。

あいにく本降りになりそうな雨模様の中の帰宅となりましたが、みんなの心は晴れ晴れとしていたことでしょう。これからも少しずつ前へ歩み続けましょう!
皆様とご一緒に!
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