[ 母校にて ]
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同じ体育館で、違う気持ちで |
3月25日、祖田先生から、母校の修了式に招待されました。再び母校に帰り、懐かしい思い出があふれるばかりでした。元気で、笑顔の子供たちを見ると、自分も子供に戻った感じがしました。
修了式の最後に、先生に紹介されて、私は、学生代表に本を渡した後、5分過ぎない時間のお話しをしました。私の話の内容は、自己紹介、本を贈る理由、母校と恩師に感謝の気持ち、子供達みんなも母校を大切に思って欲しい願い、でした。初めて、自分より10歳以上も幼い子供にお話しをするので、何をどのように話したら、うまく理解してもらえるのか分かりませんでした。話がつまらないと思われたら終わりだと思っていました。
でも長い修了式の最後にも関わらず、みんな静かに座って話を聞いてくれていました。子供達の礼儀正しさと母校の教育力にとても感心しました。
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本の贈呈式 |
次に、祖田先生が購入した本を見せてくださいました。母校に、16年間伝えられなかった、感謝の気持ちを伝えることができて、本当に光栄な嬉しいでした。また、生まれて初めて、社会に少し貢献ができたな、留学してよかったなという気持ちもありました。また、16年前の教員全員の記念写真を見せていただきました。16年間ずっと心に残っている、懐かしい恩師4人の素顔を見ることができました。
そして、私は母校の廊下を歩きながら、教室を見回っていました。一つの一年生の教室前を通る時、一番ドアに近い男の子が私を見て、突然先生に叫びました:「先生、さっき本を贈った人が来た!」それを聞いた子供達が、急に一斉に私のところへ走って来ました。私を囲んでいる、元気で親しい子供達は、本当にかわいいと思います。私は、みんなと握手をして、先生に招かれその教室に入りました。みんなに「はじめまして、どうぞよろしくお願いします」と言ったら、みんな大きな声で一斉に挨拶してくれました。少し会話をした後、授業の邪魔にならないため、子供達と「バイバーイ」を交わしました。
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教室にて子供たちと挨拶 |
今回の母校への訪問は、私にとって大切な宝を見つけることができました。
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