2月19日(日)県民センターで「第2回夢叶えますキャンペーン報告会」を行いました。
報告者は、広島へ戦争への再認識の旅をした留学生・陳杰さんとチューターの伊舎堂寿彦さんの二人。詳しい内容は、報告書をお読みください。
参加者は他に8名。戦争体験のある人、ない人、外国で暮らした経験のある人、中国との交流活動をしている人……戦争について、他の国を理解することの難しさについて、経験に基づく真剣な意見交換は予定の時間になっても尽きず、会議室から交流コーナーへ場所を移して続けられました。誤解や衝突があることもあるけれど、身近な外国の方と自然なふれあいを続けていきたい、そこから確かな理解が生まれるのではないか、というのが共通の想いでした。
最後に会長の鈴木さんが、栗原貞子の『生ましめんかな』と『ヒロシマというとき』の2篇の詩を朗読し、重いテーマが少しやわらぐと同時に、一人一人の心に深く沁み込んでいきました。
この報告会のためにと、寄付、体験を綴った手紙、手作りケーキも届けられました。たくさんの方に協力していただきました。ありがとうございます。
難しい問題に向き合う勇気を持った陳さんと、それを支えた伊舎堂さんに心からの拍手を送ります。若々しい感性が感じ取った「ヒロシマ」を共有できたのが、何よりもうれしいことでした。
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